こんにちは、ふーこです(‘ω’)
今回のイタリア旅行でヴェネツィアに行ったのですが、
カーニバルの時期にあたったので、ご紹介します。
ヴェネツィアのカーニバルというと「仮面舞踏会」をイメージする人が多いのではないでしょうか?
仮面と豪華な衣装を身にまとった人たちがたくさんいて、
中世の舞踏会の世界観を味わえる、とても幻想的なお祭りだと。
結論から言うと、それをイメージして参加するとがっかりするかもしれません。笑
今回参加してきたので、レポートしたいと思います。
ヴェネツィアのカーニバルとは?
始まりは11世紀でヨーロッパの中でも歴史が長く、
世界三大カーニバルの一つといわれていて、毎年1~2月に約2週間行われている。
サンマルコ広場はを中心にマリオネットをモチーフにした仮面をつけて
練り歩く姿はまるで物語の世界にきたような幻想的な風景が広がる。
現在は誰でも参加可能で毎年約300万人以上が訪れる大型イベントになっている。
2018年のヴェネツィアのカーニバルは1/27~2/13。
私は2/8~2/10にヴェネチアに滞在していて、
カーニバルは開会式とも閉会式とも被らない中日でした。
夜のサンマルコ広場
ヴェネツィアの駅に着くと、人、人、人!!
とにかく人が多く、駅からサン・マルコ広場へ続く道はすごく混雑しています。
1日目は夜の7時ごろ、祭りの中心地であるサン・マルコ広場に行ってみた。

あれ?思ったより人がいません。
Red Bull 協賛の大スクリーンに最近のミュージックとライトアップ。
まるで、野外フェスのようでした。中世の雰囲気なんて何にもない。笑
ステージの周りにはなんとなく人が集まっているものの、仮装した人はほとんどいませんでした。
ちゃんとマリオネットの仮装している人がたまーにいるくらい。
ハロウィンと勘違いしているのか、ミニーマウスや羊の着ぐるみを着たパリピはちょこちょこいました。
サン・マルコ寺院もライトアップ。
行った日付が悪かったのかな?と思って
2日目の夜もサンマルコ広場を訪れてみたのですが、
あまり変わらなかったです。
昼間のサンマルコ広場
2日目はもうちょっと「カーニバル」の雰囲気を味わいたいと思い、
ネットで調べると12-15時頃が一番仮装した人が集まるとのことなのでその時間を狙って行きました。
たしかに夜の時間帯よりは多くのマリオネットがいましたが、かなり少数で、
圧倒的に観光客が多く、仮装した人の周りには写真を撮りたい観光客が群がる構図があちこちで見られました。
どの写真を撮る時も、20人くらい観光客が群がって写真を撮りまくっていました。
仮装のクオリティが高い人の衣装は本当に素敵で、見る価値はあります。
マリオネットは人形だからしゃべらないという設定らしく、
マリオネット同士は会話をするけど、写真を一緒にとってほしいとか頼んでもうなずくだけで
決して言葉は発していなかったです!完全になりきってる!!
夜に野外フェス化していたステージではマッチョ同士が競い合ってたり、
仮面や仮装はまったく関係なさそうなイベントがずっと行われていました。
ちなみに、自分で仮面を被って祭りに参加したいのであれば
顔の半分のサイズの仮面だと、サン・マルコ広場の出店で買うと7€、(迷っていると5€に負けてくれてました。)
駅近くのお店だと2€程で購入可能だったので、買いたいのであれば、サンマルコ広場から離れた場所で買うのがお得です。
イマイチ見所がわからず終わってしまったカーニバル観光。
日本のテレビであまり見かけたことがないのも納得しました。
今回はたまたま旅行がカーニバルの時期と重なっていただけだったので
あまり重視はしていませんでしたが、カーニバルが見たいということで
ヴェネチアを訪れるのであれば、開会式と期間の最後の方に行われる仮装コンテストが
見所のようなので、中日ではなくその日程に合わせて訪れることをお勧めしたいです。